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十手(朱房付き)
江戸時代の岡っ引きが〝御用〟の掛け声とともに
十手を手に犯罪者を追い詰める。
時代劇ではよくある風景ですが、実際には写真の
ように房のついた十手を持っていたのは同心以上の身分の者だけだったようです。
手鎖と投げ十手
手鎖は、軽犯罪(軽い賭けかるたを行った者や独身女性と密通した既婚男性等)に
対する刑罰として、また捜査・裁判の継続中に、いわゆる未決勾留の手段のひとつ
としても用いられていました。
分銅の重りを付けた鎖を投げ十手と言います。